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AGA治療の血液検査と遺伝子検査について

AGA治療の血液検査って何するの?

あなたが病院で男性型脱毛症の治療を受ける時には、一定の検査を受けることになります。

 

その中には血液検査もあり、注射器で血を取られます。

 

注射が好きな人はあまりいないと思いますが、この検査もあなたの体を守るためですので我慢して受けましょう。

 

ではこの血液検査は何のためにするのか、その理由をお教えします。理由が分かれば納得できるので不安も少しは解消できるかも!?

 

■主には治療に用いる薬剤を使用できる体かどうかを調べる(副作用の危険性がないかを調べます)

 

男性型脱毛症の治療には、まず間違いなくプロペシアなどのフィナステリド製剤を用いることになりますが、この薬は代謝の過程で肝臓に負担をかけてしまうので、肝臓の状態が良くない人には使用ができない場合があります。

 

またプロペシアだけでなく他の薬剤も少なからず肝臓に負担をかけます。

 

血液検査で肝臓の状態を数値で把握できるので、検査の結果によってプロペシア等の治療薬を処方しても良いかどうかを医師が判断する指針となります。

 

主な理由はこのように治療薬の使用の可否を判断する材料とするためですが、他にも血液の状態からは体が今どんな状況にあるのかがわかるので、これを薄毛・AGA治療に役立てます。

 

例えば栄養状態を見て、不足している育毛に必要な栄養素があれば改善のためのアドバイスを受けられますし、ストレスなどから来る異常も察知できます。

 

男性ホルモン以外でも薄毛を促進する要因は多々ありますから、それらを発見する手助けにもることもあります。

■個人輸入では検査が受けられない
お話したように、AGAに治療薬は内服タイプのものは肝臓に負担をかけるので、肝機能の事前チェックが欠かせません。

 

これを怠ると思わぬ事故につながってしまうことがあります。

 

内服タイプの治療薬を個人輸入して使用している方の場合には、必要な検査が受けられないのでとても危険です。

 

安全性の観点から個人輸入はお勧めできませんが、どうしてもという場合は検査だけはクリニックでしっかりと受けておく必要があります。

 

個人輸入の場合、プロペシアが正規品でないことがあります。となると、どんな成分が配合されているかもわからないので危険です。どうしても個人で輸入される時は価格だけで判断することなく、信頼できる代理店を通して購入しましょう。また、服用基準はしっかりと守りましょうね。多く飲めば効くというものではありません。あくまで医薬品です。本来は医師の処方がなくては手に入らないものです。サプリメントのように気軽に服用することだけはやめましょうね。

 

なお、一般病院の皮膚科の一部にはこの検査をせずにプロペシアの処方をするところもあるようです。

 

皮膚科でプロペシアを処方してもらいたい方は、病院選びは大切です。AGA治療をしっかりと行っている病院を選ぶようにしましょうね。とはいえ、プロペシアの費用を考えれるとAGA治療の専門クリニックの方が安いのが一般的です。トータルに治療の相談ができるので、「どうしても皮膚科じゃないとダメ」という方以外はAGA治療の専門クリニックがお薦めです。

 

 

あまりAGA治療に造詣が深くない、経験のない医師は十分な診察・触診・カウンセリングをせずに適当にプロペシアの処方をする場合があるので、そういったところは敬遠した方が無難です。

■遺伝子検査とは別
AGAの治療では遺伝子検査が施されることがありますが、これは血液検査とは別物です。

 

遺伝子検査では治療に用いられるフィナステリド製剤の感受性がチェックできるので、処方して有効に効かせられるかが判別できます。(フィナステリドが効くのかを調べます)

 

中にはフィナステリド製剤を飲み続けても効果が出ない人、出にくい人がいるので、事前に検査しておけば無駄にお金を出して服用を続ける必要がありません。(あなたの場合のAGAでプロペシアの効果があるのかを調べます。)

 

この場合他の治療薬や治療法を検討することができるので、AGAの進行を効率よく阻止できます。

 

また遺伝子検査では薄毛のなりやすさも判断できるので、医師だけでなく患者さん自身の参考資料にもなります。

 

 

AGA治療の遺伝子検査って何するの?

 

AGA(男性型脱毛症)の治療を考えてクリニックを訪れると、遺伝子検査をするかどうか聞かれることがあります。

 

てっきり視診・触診の後にはすぐに治療薬の処方が受けられると思っていたので、検査を実施するかどうかその場で答えなくてはと焦ってしまったという話をよく聞きます。

 

そこで現場であわてなくても良いように、遺伝子検査とはどういうもので、する必要があるのか、した方が良いのかを事前に決めておけるようにしましょう。

 

■AGA治療の遺伝子検査とは?
AGA治療における遺伝子検査とは、あなたがAGAを発症しやすい体質かどうか、また治療に用いられるフィナステリドという成分が効きやすいかどうかを調べる検査になります。

 

AGAの発症リスクは遺伝子によって判断できるので、発症前に検査を行っておけば、本格的に薄毛が進行する前の軟毛化が見られた時点ですぐに治療を開始することができます。

 

またある程度薄毛が進んでしまっていても、自分のハゲ症状がAGAによるものかどうかの一定の判断材料になります。

 

またフィナステリド製剤は長いと1年間は服用しないと効果の発現が見られないこともあるので、効きやすいかどうかを判別することにより無駄な投薬を避けることができます。

 

もし効きにくい体質であったならば他の治療薬にその分の費用をかけたり、別の治療法に資金を分散することで効果的な薄毛治療が可能になります。

■検査の方法は?
遺伝子検査にはあなたの細胞が必要ですので、口腔粘膜などから麺棒等を使って細胞を採取し、検査にかけます。

 

検査結果が出るまでに約1か月かかります。

 

今ではセルフ検査キットを販売する会社もあるので自宅で郵送などの手段を使って検査機関に送り、結果を郵送で受け取るということもできます。

■遺伝子検査は受けた方が良いの?
自分のハゲの形態がAGAの症状に合致していて、生活習慣や他のハゲる理由も見当たらない、医師の所見もおそらくAGAであろうという場合には、どうせ治療を受けるわけですから検査を省いてもそれほど支障はないでしょう。

 

あるとすればフィナステリドの効きやすさを判別していないので、もし自分が効きにくい体質だった場合には効果のロス分を甘受する必要があります。

 

一方、まだ若く薄毛を発症していない段階か、あるいはわずかに軟毛化がみられるので薄毛対策を考えているが、まだAGAと断定するまでには至らず、本格的に病院で治療を開始するかどうかの判断材料が欲しいというような段階であれば、将来のAGA発症リスクを知ることで、軟毛化が始まった時点ですぐに行動できるように準備したり、本格的な治療を受ける決心をする判断材料にすることができます。

 

場合によっては治療開始後フィナステリドの効果が薄いと感じた時点で実施することにより、治療からフィナステリドを外すかどうかの判断材料にすることもできます。

 

検査費用はセルフキットの方が安く1万円程度、病院での検査は2万円程度かかりますので、治療費負担のことも考えて検査を実施するかどうかを自身で決める必要があります。