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ミノキシジルの効果と副作用について

 

ミノキシジルの効果を実感できるまでの期間は?

男性型脱毛症の治療には複数の薬剤が適応していますが、その中の一つにミノキシジルがあります。

 

ミノキシジルというのは成分名で、商品名としてはリアップが有名でしょうか。

 

この成分はフィナステリドとは全く異なる作用機序で男性型脱毛症にアプローチします。

 

血流を劇的に改善し、栄養成分を大量に送りこむことで毛根に活力を取り戻すものですが、

 

フィナステリドとは作用機序が違うということで効果を実感できるまでの期間も違うのでしょうか。

 

今回はミノキシジルの効果の発現時期を見ていきましょう。

■外用塗布剤タイプの場合
ミノキシジル製剤は主に外用塗布剤の形態で使用されることが多く、直接頭皮に塗りこむことで頭皮に浸透させます。

 

頭皮に直接、ということで効果の発現もすぐに出ることが期待できそうですが、残念ながらフィナステリドと同じですぐには効果が出ません。

 

ミノキシジルの血流の改善によって毛根に活力を与えることはできますが、結局は各毛根のヘアサイクルに依存してしまうからです。

 

成長期にある場合はその期間を幾分伸ばすことはできますが、退行期にある毛根をいきなり成長期に転換することはできません。

 

次の成長期に移行するまでは効果を実感するのは難しいのです。

 

従ってこちらも通常は6か月間の使用で効果を実感できるようになるのが普通です。

 

ただし、フィナステリド製剤を併用していない場合、ジヒドロテストステロン(DHT)の悪影響からは逃れられていない状況ですのでその援護を受けることができず、ミノキシジル単体での効果しかないために効果の実感はその分薄くなるでしょう。

■経口タイプのミノキシジルの副作用
ミノキシジルは元々血圧系の薬から転用されたものですので、副作用の危険が若干フィナステリドよりも高くなります。

 

副作用は外用塗布よりも内服形態の方が圧倒的に頻度が高く、重症化しやすいため基本的には外用塗布で対応することが多いです。

 

血管系の持病を持つことが多い中高年には内服で使用することができないことがありますが、健康状態を診断して医師の許可が出れば処方してくれるところもあります。

 

海外から輸入しなければならないので、一般の皮膚科ではほとんど処方してもらえず、AGAの専門クリニックの医師にお願いすることになります。

 

低血圧や高血圧の症状がある人は特に注意が必要になります。

 

その症状が無い場合でも、一旦飲んでしまった薬は吐き出せませんから下手をすると救急車のお世話になることになってしまうかもしれませんので十分注意して下さい。

 

個人輸入で購入する道もありますが、副作用が危険という上記の理由からおすすめできません。

 

経口タイプのミノキシジル製剤の場合、体への吸収・利用率が高まるため効果の実感は若干早まりますが、ヘアサイクルの拘束を受けることには変わりないので、体感的な効果を実感するまでの期間としては3か月から6か月といったところでしょうか。

 

ミノキシジルの副作用には何があるの?

ミノキシジルはフィナステリドと並んで男性型脱毛症の治療に用いられる二大治療薬の一つです。

 

強力な血流増加作用により毛根に栄養を強制的に送りこんで活力を与える効果を持ちますが、副作用の危険についてはフィナステリドよりも若干心配が必要です。

 

というもの元々この成分は高血圧の治療薬から転用されたもので、血圧系に作用する性質を持ちます。

 

ですから血管系に異常のある方、血圧異常のある方、心臓病などの持病がある方は副作用の注意が必要です。

 

それではミノキシジルの副作用で具体的にどんな症状が出るのか見ていきましょう。

■血圧の異状低下
先に説明したように元々高血圧の薬から転用されたものですから、血圧を下げてしまう副作用が出ることがあります。

 

自分は血圧が高いから大丈夫と思っていても、医療用の薬の効果は素人が考えるよりも大きいものです。

 

予想を超えた血圧の低下が起きる可能性がありますので十分注意が必要です。

 

また高血圧の薬を飲んでいる方は特に副作用の危険性が高まり、医師から使用を許可されないこともあります。

 

これは血圧を下げる薬の効果を増強してしまうためで、極端な血圧低下を呈して倒れてしまうこともあるからです。

 

血圧そのものではなくとも、血管に何らかの異常のある方や、心臓疾患などを抱えている方は負担がかかるので使用を控えた方が賢明です。

■皮膚障害
ミノキシジルは外用塗布剤で使用することが多いため、外用薬につきものの皮膚障害の副作用が出ることもあります。

 

痒みや発疹など、使用後に頭皮に異常が出ないか観察が必要です。

 

1度や2度の使用では副作用の症状が出なくとも、数回使用するうちに出てくることもありますから、使用開始してしばらくは観察が必要です。

 

外用塗布剤はついつい適用量よりも多めに塗ってしまうことが多いので、使用量を守って使いましょう。

 

薄く広く塗り伸ばすようにして、一か所に多く使いすぎないようにするのがコツです。

■肝機能障害
特に経口タイプのミノキシジル製剤を服用する場合、代謝の過程で肝臓に負担がかかるため、肝機能が影響を受けることがあります。

 

元々肝臓に疾患がある方は医師に相談の上で服用しましましょう。

 

定期的な肝機能のチェックを行いながら使用ができることもあります。自己判断で使用して肝臓に障害が出ると重篤な副作用の症状を呈することもあるので十分注意して下さい。

■多毛症
ミノキシジルを外用塗布剤として直接頭皮に使う場合は大丈夫ですが、経口摂取する場合は全身に影響が出ます。

 

そのため頭皮以外の体の各部位で体毛が濃くなったり、毛量が異常に増えるなどの副作用が出ることがあります。

 

できればその症状は頭皮で集中してもらいたいところですが、全身に効果が出てしまうと多毛症という副作用症状になります。

 

多毛症は命に危険が及ぶ副作用ではありませんが、モデルさんなどで体毛の調整が必要な方等はこういった症状が出る可能性もあることを承知しておく必要があります。

 

ミノキシジルで初期脱毛になるの?

ミノキシジルは男子型脱毛症の治療薬としてはフィナステリドと並んで二大成分の一つと言えるでしょう。

 

これは成分名ですので、日本では「リアップ」という製品名の方で有名ですね。

 

さてリアップを使い始めたけれど抜け毛が減らないとか、初期脱毛が起きたなどと言われることがありますが、これはどういうことでしょうか。

 

植毛など外科処置と違って薬の使用によって起きる初期脱毛とはその薬の副作用によって毛が抜けるというものではなく、薬の効果が出るまでの間に脱毛が起きることをいいますが、リアップと初期脱毛の関係はどうなっているのか見ていきましょう。

■リアップの効果が出るには時間がかかる
リアップはミノキシジルの強い血流促進効果によって毛根を活性化し発毛を促すものです。

 

薬理効果としてはこの血流の改善効果が期待できるに止まり、それでも人間のヘアサイクルの制約を受けることには変わりありません。

 

脱毛信号を発するジヒドロテストステロン(DHT)の影響を受けてヘアサイクルが乱れた状態の毛根にも作用し、一定の効果を発揮します。

 

成長期の毛根はその成長期を伸ばし、退行期の毛根では退行の度合いを弱めます。

 

休止期の毛根には血流にのった栄養を届けることで次の成長期のための準備を強化します。

 

退行期の髪の毛はどんなに栄養を送っても近いうちに必ず抜け落ちる運命にある毛ですから、多少の延命にはなってもいずれ抜けます。

 

男性型脱毛症を発症している部位では各所に退行期の毛根が存在しますから、期が到来した毛根から脱毛していくのは仕方のないことです。

 

その間の脱毛は誰にも止めることはできませんから、気にせず諦めましょう。

 

むしろ、その次の成長期の毛根からリアップ効果で強く太い毛が育成されて来るのを心待ちにしましょう。

■副作用での皮膚障害には気を付けよう
一方で、外用塗布剤の形態のミノキシジル製剤を使用する場合は皮膚障害から来る脱毛には注意しなければなりません。

 

医薬品には主成分だけでなく、防腐剤や添加物などが入っています。

 

敏感な方はこういったものに皮膚が反応してしまう方もいます。

 

最初は軽い痒みなどの場合もありますが、発疹が出たり、かゆみが強くなる場合は自分の体に合わない製品であると判断した方が良いでしょう。

 

放っておくと頭皮に炎症が起き、さらに進むと炎症から毛根がダメージを受けてしまうことになります。

 

この場合育毛発毛どころか毛根をいじめているのと同じですから脱毛が加速してしまいます。

 

頭皮に異常が出たらその製品は使用を中止するのが原則です。

 

他の要因を探ってリアップが原因だと判断したら、医師に相談してリアップの使用を中止し、他の代替薬剤などの使用を検討しましょう。

 

可能であれば皮膚障害が出にくい経口タイプのミノキシジル製剤を検討しても良いでしょう。経口タイプは全身の副作用が出やすいため医師も慎重になるでしょうが、健康チェックで問題なければ使用可能です。

 

ミノキシジルタブレットの効果は外用薬より強いの?

男性型脱毛症の治療薬のうち、攻めの成分とされるミノキシジルは血流を増幅することで発毛効果を得られるものです。

 

主には外用塗布剤として使用されることが多く、製品名としてはリアップが有名ですね。

 

外用塗布剤はクリニックで処方してもらう他薬局でも購入することができるので皆さんも店頭で見たことがあるかもしれません。

 

しかしミノキシジルの内服薬はどうでしょうか?

 

実はミノキシジルの内服薬は日本国内では自由に購入することはできません。副作用が強いので医師の処方が必要となっているのです。

 

副作用が強いということは効果も強いということですがどれだけの発毛効果があるのでしょうか。

■効果は抜群だが・・
外用塗布剤としてもかなり優秀な発毛成績を収めるミノキシジルですが、内服タイプの方はそれよりも数倍強い発毛効果があると言われています。

 

外用では効果は局所的で頭皮への浸透の問題や毛髪に邪魔されるなどで100%効率的に利活用されるとは限りません。

 

体内で吸収する内服タイプであれば血液に乗って全身を巡るので体の中からロスなく毛根に届けることができるので効果が高いのです。

 

例えるならば風邪で発熱した時、おでこに冷えピタを貼るのと解熱剤を飲むような違いでしょうか。

 

外用塗布剤は使用が面倒という側面もあり、内服タイプの場合は一日1回から2回の内服で済むので面倒なく使用できるのも利点です。

 

反面、全身に成分が巡ることから副作用も同じだけリスクが高まることを覚えていかなければなりません。

 

ミノキシジルは元々高血圧の薬から転用されたものですから、主な副作用は血圧の低下です。

 

通常の人が使用した場合も意図しない血圧低下が起きることが危惧されますし、高血圧患者の方で血圧を下げる薬を飲んでいる場合はもっと危険で、薬の効果が増幅されて危険値まで血圧が下がってしまうことがあるので要注意です。

■内服タイプのミノキシジルを使いたい場合は?
外用塗布剤でもかなりの効果があるのでできればこれで満足しておきたいところですが、どうしても使いたい場合は処方してくれる医師を探す必要があります。

 

使用に際しては健康チェックを経て使用しても問題ないと認められなければ処方は受けられません。

 

普段の血圧の状況の他、血管系の障害や病気はないか、心臓疾患はないかなどもチェックされます。

 

また血管系以外でも肝臓に疾患がある場合は使用が認められないことがあります。

 

内服薬は代謝の過程で肝臓に負担がかかるので、疾患を増強することでより重篤な症状に発展してしまうことがあるからです。

 

また一般の皮膚科ではAGA治療に力を入れていないので処方してくれない所が多いでしょう。病院も信頼できる輸入ルートを確保しておかなければならないので、一般病院ではそこまでしていないからです。

 

AGA治療を専門に手掛けるクリニックを探しましょう。大抵は対応してくれるはずです。

 

ミノキシジルタブレットの副作用にはどんなものがあるの?

AGA治療薬には複数ありますが、中でもミノキシジルタブレット製剤は下手をすると命の危険も伴うことがあるので慎重に使用する必要があります。

 

外用薬に使われるミノキシジルよりも服用する内服薬タイプのミノキシジルタブレットの方が副作用の可能性は高まります。

 

ミノキシジルの副作用を知っておくことは自分の身を守るためにも大切なことです。

 

どんな副作用があるのか見ていきましょう。

■主なものは血管系の副作用
ミノキシジルは元々血圧を下げる薬でしたから、当然その作用を承継しています。

 

外用塗布剤タイプの場合は全身性の効果はあまりないのでそれほど心配いりませんが、中には濃度が高い製品もあり、その場合は全身性の副作用が現れることがあるので血圧の低下がみられることがあります。

 

注意が必要なのは内服タイプのミノキシジルで、この場合体内に吸収されて代謝され、全身で作用することになります。

 

薬理作用として全身の血管の血流に乗り血管を拡張します。

 

通常の健康体の人でも血管が拡張すると血圧が下がるので、場合によっては低血圧症となります。元々血圧が低い人は注意して下さい。

 

では高血圧の人にはちょうど良いのではないかというとそうではありません。

 

高血圧の真の原因を放置し血圧だけを無理やり下げるとより問題が大きくなることがありますし、どれだけ下げたらよいかという医学的配慮もなく、しかもどれだけ下がるかはミノキシジル製剤との体の相性次第というのでは不用意といえます。

 

さらに危険なのはすでに血圧を下げる薬を服用している場合です。

 

血圧を下げる作用が複数の薬で競合した場合、効果が増幅されて血圧が危険値まで低下してしまうと大きな事故につながります。

 

血圧に関連して動機やめまいといった症状が出たりします。。

 

使用後違和感を感じたら一旦使用を中止して医師に相談しましょうね。

■肝機能障害
他に危険な副作用としては肝機能障害があります。

 

代謝の過程で肝臓を酷使しますから、すでに肝臓に疾患を抱えている方は医師の診察を受け、健康診断を実施してミノキシジルを使用しても良いと診断を受けてから使用して下さい。

 

通常AGAの治療は月一回の通院が必要ですから、その都度肝機能のチェックを行うことで重篤な症状に進むことを防げます。

 

肝臓に疾患がない方でもリスクはありますから、定期的な医師の診察は必要です。

■その他の副作用
外用塗布剤ではかゆみやじんましんなどの皮膚疾患が見られることもあります。

 

内服タイプでは全身に作用するので体毛が濃くなる多毛症が見られることがあります。

 

また性欲の減退などが出ることもあります。

 

重要なのは副作用が出ることを想定しておき、随時医師に相談できるようにしておくことです。

 

個人輸入などを考えている方は医学的な回答を得ることができないので危険です。

 

また粗悪品では健康障害のリスクが非常に高まるので、クリニックで正規品を購入して医師との相談体制を整えておくことが望ましいです。